ユウ (17歳・戦士系)

17年前にウルの村に預けられ、長老のトパパとニーナに育てられた少年。一人称「おれ」。

幼い頃は病気がちだったが、6歳のとき大病を克服してからは風邪ひとつ引いていない。

7歳でアーガス兵士ユージン・マックスウェルに弟子入りしてから頭角を現し、今では村の用心棒兼子供たちの指南役。

14歳のとき、年上の恋人に裏切られた影響で女性不信になる。

クールであまり感情を表に出さないが、ジョーの突っ込み役担当。また、逆に真顔でボケる事もアリ。
料理以外は何をしてもそつなくこなせるが、そのことに虚無感を抱いている節がある。

村随一の酒豪で、いくら飲んでも顔色を変えない。

嗅覚が鋭く、匂いだけで薬草の種類や効能をあてられる。幽霊とトマトと甘い食べ物が苦手。

ジョー (16歳・武闘家系)

16年前、肩を火傷した状態で村のはずれに捨てられていた所をニーナに保護された。一人称「オレ」。
その時産着に挟まれていたペンダントをいつも身につけている。
肩の火傷のあとが残っているため、袖のない服は着ない。
8歳のときに額に負った傷を隠すため、額の真ん中に髪をたらしている。
ユウとは対照的に喜怒哀楽が激しく常に楽観的で、後先考えず感情に任せて突っ走る事が多い。
(それで痛い目に遭ってもすぐ忘れる)
時々変な言葉使いをすることがあるが、ユウに突っ込まれるまでボケたという自覚はない。
黒魔法の資質を持つが、魔法に興味なし。大雑把そうに見えて実は料理上手。酒と辛い食べ物と苦い薬が苦手。
メグに好意を寄せられているが、本人は全く気付いていない。が、そのくせ他人間の恋愛については鋭い。


メグ(推定14歳・魔道師系)

9年前にウルの村近くで倒れていた所をトパパに保護された。一人称「わたし」。

記憶喪失で本名も出身地も不明。聡明で慈愛深く、常に自分より他人の事を考える。

ウルに来てから半年後、ある事件がもとで1年間引きこもりになり、その影響で黒魔法(とくに炎)に恐怖を抱いている。

普段は大人しく、進んで発言することは少ないが、たまに大胆な行動に出る事も。絵を描くのが好き。
幼少時はいじめられっ子で、ユウとジョーに助けて貰っていたのが影響して、強くなることに執着している。

やや表情に乏しいところはあるが、笑わないわけではない。自嘲的、悲観的にものを考えることが多い。

ジョーに恋心を抱いているが、それを口に出した事はない。水泳と爬虫類と血腥い食べ物が苦手。

ヘキナ(年齢不詳・魔道師系)

ザンデ配下の謎の魔法使い。彼女の真紅の瞳に見つめられた者は恐怖を感じずにはいられないという。
メグと何らかの因縁があるようだが・・・。